大理石などの石材のお手入れ、クリーニング方法を解説するサイト『大理石のお手入れ』

●●●お手入れ●●●

【正しいお手入れ】

硬くて丈夫と言うイメージがある大理石や御影石などの石材ですが、石材の種類や使用
されている場所によってお手入れ、クリーニング方法は違います。
石材を知らないでのお手入れは汚れが取れないばかりか、石材を傷付けたり変色させて
しまうことがありますから注意が必要です。
石材に合った適切な方法でのお手入れは、その石材の製品寿命を延ばします。

【除塵 】

石材のお手入れは、掃除機やホウキなどによる除塵が基本となります。
特に玄関や廊下など室内に使われている石材は、日常の人の出入りの際に入り込んだ埃や
砂などが溜まりやすいので注意が必要です。
砂ボコリが溜まりますと、歩行の際に知らないうちに表面が磨かれ傷が付いてしまいます。

【シミ】

大理石は酸に弱いので、なにかこぼした際は早めに拭き取りましょう。
放っておくと、シミなどの原因となります。
特に水や油などの汚れが付着した時は、石材に染み込んで取れなくなる前に、雑巾やモップ
などで水拭きすることが肝心です。
その際、多量の水での拭き取りは逆効果ですので、必ず固絞りにしてください。

【注意事項】

石材のお手入れの基本は掃除機やホウキなどによる除塵ですが、気が付かないうちに付いて
しまった汚れを取るために市販の強いアルカリや酸性洗剤を使ってしまうと、石材の表面が
荒れてしまったり、逆にシミになってしまうということもあります。
水分を吸収しやすい石材は、それだけ汚れも吸収しやすいのです。
プロの石材メンテナンスでは早く汚れを除去するため酸性洗剤が多く使われていますが、
汚れをしっかり見極めた上で使用しています。
石材のメンテナンスはデリケートですので、一般の方は洗剤でのお手入れは控えましょう。